眼津さんのMMD ~こんにちはRay-MMD編~

 

可愛い子固めるの大好き・眼津さんです
MMDで性癖全開な動画を作り始めて数か月...
色々とテクニックが身についてきたところなので
ちょっとずつ紹介していこうと思います
あくまで眼津さんのやり方ですが参考程度にどうぞ

こんな感じの内容を紹介するつもりです

  • Ray-MMDの導入
  • マテリアル(質感)の調整
  • モーフで質感を変化させる方法
  • 氷漬けの作り方

今回は躓く人が多いというRay-MMDの導入から
それでは早速いってみましょう


Ray-MMDの導入に必要なもの


色々あるので挙げていきます

  • MikuMikuDance(MMD) 
  • MikuMikuEffect(MME)
  • Ray-MMD

どれも当たり前なものですね
MMEはダウンロードしてMMDに取り込む必要があります
詳しい手順は他のサイトさんを参考にした方が分かりやすいと思うので割愛です

Ray-MMDはダウンロードした後お好きな場所に配置してください
眼津さんの場合はAccessoryフォルダに置いてますがもう1つ上の階層でも良かったかなと思ってたり

C:\Program Files\MikuMikuDance_v932x64\UserFile\Accessory\ray-mmd-1.5.0

Ray-MMDは非常に重たいエフェクトです
作業中にMMDが止まったり強制終了したりする場合は素直にPCのスペックを見直すしかないかなと思います
眼津さんの場合は編集中は問題ないですが画像出力の際によく落ちます
そろそろハイパワーマシンで快適に作れるようにするべきかなぁ


MMDの画面でRay-MMDを読み込む


MMEを導入したMMD画面はこんな感じになってると思います

MMD起動時の画面

画面右上に「MMEffect」と表示されていればOKです
次にアクセサリからRay-MMDのフォルダ直下にある「ray.x」を読み込みます

~\ray-mmd-1.5.0\ray.x

画面下部の「アクセサリ操作」から読込ボタンを押下

「ray.x」を読み込んだ後

真っ暗な感じになったらモデルを2つ読み込みます
明るさや陰影を調整する「ray_controller.pmx」と
背景となる「Time of day.pmx」です

~\ray-mmd-1.5.0\ray_controller.pmx

~\ray-mmd-1.5.0\Skybox\Time of day\Time of day.pmx

 
画面下部の「モデル操作」から読込ボタンを押下

 
2つのモデルを読み込んだ後

綺麗な青空が見えましたね
Skybox(背景)は他にも色々あるのでお好みで選んでみてください
※Skyboxを変えたい場合は今あるSkyboxを一旦削除してから新しく読み込んでください


エフェクトを適用する


モデルやSkyboxに適用するエフェクトを設定していきます
まずは「エフェクトファイル割り当て」の画面を開きます

「MMEffect」→「エフェクト割当」の順に押下

画面を開いたら「Mainタブ」が表示された状態になってます
この「Mainタブ」にある「(default)」をダブルクリックしてメインエフェクトを設定します
基本的にココは「main.fx」を選べば良いです

~\ray-mmd-1.5.0\Main\main.fx

「Mainタブ」の「(default)」に「main.fx」を設定

デフォルトに「main.fx」を割り当てると新しくモデルを読み込んだ際に自動的に「main.fx」が割り当てられるようになります

続けてSkybox用のエフェクトを設定します
Skybox用のエフェクトは「○○lighting.fx」という名前になってます
「EnvLightMapタブ」に切り替えて「Time of day.pmx」をダブルクリックします
今回は「Time of day.pmx」に合わせて「Time of lighting.fx」を設定しましょう

~\ray-mmd-1.5.0\Skybox\Time of day\Time of lighting.fx

「EnvLightMapタブ」の「Time of day.pmx」に「Time of lighting.fx」を設定

EnvLightMapエフェクトにもいくつか種類があります
それぞれ光の強さや陰影の濃さが違います
SkyboxモデルとEnvLightMapエフェクトはどの組み合わせでもOKです
夜空のSkyboxにTime of dayのエフェクトをかけて明るさを調整するなど色々試してみると面白いです


モデルを読み込む


そろそろ座標軸なんかも要らなくなるので消してしまいましょう
画面上部の「表示」から不要な表示を消せます
座標軸・地面影を消せばスッキリします
動画を編集するときに座標軸を参考にしたい場合は残したままでもOKです

眼津さんの設定はこんな感じ

いよいよモデルを配置します
「モデル操作」の読込ボタンからお好みのステージ・キャラクターのモデルを読み込んでください

眼津さんのアバター「眼津ちゃん」

こんな感じでリアルな陰影が表現されていれば成功です!オメデトウ!
モデルによっては陰影が不自然だったり彫り深い顔つきになってしまうことがあります
カメラと光の方向を合わせるなど工夫すれば何とかなることもあります
...ならないこともあります


とにかくこれでRay-MMDの導入は完了です!
一旦この状態をテンプレートとして保存しておくと新しく始める際に楽になります
次回は眼津さん流の質感調整術になります
ではでは!